はじめての「シニア向けスマホ」選び方ガイド【2024年版】

スマートフォンでこれからのシニアライフはもっと楽しくなる

 

「ケータイ電話からスマートフォンに換えたいけれど、操作が難しそう…。」「スマートフォンはお金がかかりそう…。」

 

そんな不安でスマホの利用を躊躇している方も、多いのはないでしょうか?

 

しかし最近は「シニア向けスマホ」が進化を遂げ、さらには「格安スマホ」というリーズナブルにスマホを使える通信会社が誕生しています。

 

機械オンチの方でも楽しく、安い料金でスマホを使える時代が来たのです。

 

スマホの利用を検討しているシニアの方に向け、スマホのメリットと選び方のポイントを紹介します。

 

 

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1.シニア世代がスマホを持つ7つのメリット

スマートフォンの利点を、7点紹介します。

 

大きな画面で見やすい

 

ガラケーに比べて画面が大きく、インターネットや写真が見やすくなります。

 

また画面に触って文字を拡大することができるので、「小さくて文字が見えない」ということがありません。

 

お出掛けの時に地図アプリを立ち上げて場所を探したり、子供や友達から送られてきた写真をスマホで確認するなど、毎日の生活が便利・豊かになります。

 

動画やラジオが楽しめる

 

画面の大きさと機能の高さから、ケータイ電話にはないサービスを利用できます。

 

内臓している高機能カメラを使い、動画撮影が可能。

 

さらにはユーチューブなどのネット動画サービスを、いつでもどこでもスマホから快適に視聴できます。

 

また高音質で楽しめるスマホの機種も増えており、インターネットで放送されているラジオを聴くことも。

 

『radiko.jp(ラジコ)』というサービスでは、NHKやTBS、日本放送など国内のラジオ局の番組がスマートフォンで無料で聴けます。

 

そして聞き逃してしまった番組でも、放送終了1週間以内であればいつでも視聴できる「タイムフリー機能」が好評です。

 

声で操作ができる

 

スマートフォンの端末には音声認識機能が備わっており、手で操作しなくても声をかけるだけで対応してくれます。

 

たとえばスマホに向かって「メールが見たい」と言えば、今日受信したメールが表示されたりするのです。

 

「スマホは操作が難しい」と感じていた方にとっては、驚くほど便利な機能といえますね。

 

ラインでコミュニケーションができる

 

ライン(LINE)を知っている方も、多いと思います。

 

ラインは無料で電話やメッセージのやりとりができるサービス。とくにメッセージ機能は、たくさんの人が利用しています。

 

絵文字や顔文字が送れる、ラインスタンプも人気ですね。

 

今や毎月のライン利用者数は、7,000万人以上(2017年12月期第2四半期決算説明会資料より)。

 

ラインが使えるようになることで、より多くの人と簡単・手軽にコミュニケーションができるようになります。

 

テレビ電話ができる

 

遠方に住んでいる子供や孫、友達と対面形式でお話できるのがテレビ電話のメリット。

 

相手の表情がわかるため、お互いの感情も伝わりやすいです。

 

スマホでは専用アプリを使うことで、テレビ電話ができます。

 

テレビ電話ができる主なアプリ
Skype(スカイプ) マイクロソフト社が提供。音質がよく、街中でも使えます。
LINE(ライン) 無料音声通話に加えて、無料ビデオ通話も可能です。
Google Duo グーグル社が提供。シンプルで使いやすいと評判です。

 

従来のケータイ電話より安く利用できる

 

「スマホに換えると料金が高くなる。」と考えている方も多いと思いますが、格安スマホを利用することでむしろ安く抑えられます。

 

たとえばビデオレンタルのTSUTAYAが提供している、TONEモバイル(トーンモバイル)は月額1,000円(税抜)。

 

品質も十分で、何と容量無制限の「インターネット使い放題」。そして050から始まるIP電話通話基本料コミコミです。

 

機能が充実しているうえに安いというのは、素晴らしいですね。

2.シニア向けスマホの選び方5つのポイント

「シニア向けスマホ」と一口にいっても、現在はさまざまなタイプが存在します。

 

その中から自分にとって最適なスマホを選ぶためのチェックポイントについて紹介しましょう。

 

料金プラン

 

スマホ料金は大きく、通話料金・データ通信料・オプション料金・端末代金の4つがかかります。

 

そして端末代金以外は毎月料金が発生するわけですから、月々の出費は抑えたいものですね。

 

そこで料金を重視する方は、「格安スマホ」を選ぶようにしましょう。

 

格安スマホとは、ドコモなどの大手携帯会社のスマホに比べて、安価で利用できるスマホサービス。

 

大手携帯会社のネットワークを借りるうえに、ショップを持たないことでコストカット。その分料金を安く提供できるのが特徴です。

 

主な格安スマホサービス
TONEモバイル TSUTAYAが提供。月額1,000円のシンプルプランでTポイントも。
イオンモバイル イオンが提供。月額480円〜で目的にあわせて多彩なプランを用意。
UQモバイル TVCMで知名度は抜群。コミコミで月1,980円から利用可能。

 

画面の大きさ

 

目が悪い方は、画面の大きさを重視して端末を選びましょう。

 

当然画面サイズが大きい方が、表示される文字や画像は見えやすくなります。

 

購入する前に実際にインターネットにアクセスしてみて、文字の見やすさを確認するようにしましょう。

 

持ちやすさ

 

スマホを購入した後は自宅や外出先で、いつでも手に取るようになります。

 

そこで購入候補となる端末を見つけたら、実際に持ち手でつかんでみて、持ちやすさを確認しましょう。

 

この時にボタンの位置や質感、軽さや薄さなど自分の手にしっくりくるかどうかもチェックしておくとよいですよ。

 

タッチ操作のしやすさ

 

購入候補となる端末を手に取ってみて、実際に文字を打ち込んでみましょう。

 

もちろん慣れるまでにある程度時間はかかると思いますが、画面にタッチした時の反応度合が馴染むか確認できます。

 

購入後は片手で文字を打つこともあるので、片手での操作も同時に試しておくべきです。

 

便利な機能

 

端末によっては特別な機能が備わっているものもあり、目的に応じて選ぶのもよいです。

 

たとえば台所やお風呂でも利用したい人は、防水タイプのスマホ。

 

またスマホでテレビを見たい人はワンセグ機能がついたスマホといった具合です。

 

 

以上のように、5つのうちどのポイントを重視するかで購入するスマホは変わってきます。

 

どれがベストというのはないので、自分が一番納得するスマホ選びをしてみましょう。

3.おすすめのシニア向けスマホはこの3つ!

 

最後に「どのスマホを利用すればよいかわからない」という方に向け、シニアにオススメのスマホを3つ紹介します。

 

いずれもシニアの利用者が多く、評判もよいので、選択に迷っている方は参考にしてみてください。

 

TONEモバイル(トーンモバイル)

 

シニア世代の方々に非常に人気が高いのが、トーンモバイル

 

レンタルビデオショップで有名なツタヤが提供している格安スマホサービスですが、最大の魅力が月額1,000円(税別)で使える点。

 

しかもインターネットは使い放題、通話基本料もコミコミです。

 

ネットは動画再生など容量を大きく消費する場合は速度制限がかかりますが、それでも容量無制限はとても魅力。節約効果は絶大です。

 

回線はドコモを利用しているので通信は安定しており、Tポイントも貯まります。

 

 

TONEモバイルの最新端末は「TONE m17」

 

TONEモバイルが現在(2018年2月時点)提供している端末は、TONE m17(端末価格29,800円)

 

防水・ワンセグ機能・おサイフケータイに対応しており、フルスペック。

 

さらにスマホ初心者でもわかりやすい、シンプル画面を用意。簡単にボタンの場所がわかるように設計されています。

 

シニアの利用者に向け、細かい配慮がなされているのが人気の秘密です。

 

TONEモバイル「はじめてのスマホ」向け動画

 

 

イオンモバイル

 

イオンモバイルは、スーパーのイオンが提供している格安スマホサービス。

 

データ事業を行っているオリコンの格安スマホ顧客満足度調査で、第1位を獲得しています。

 

そしてイオンモバイル最大の特徴といえるのが、料金プランが非常にバラエティ豊かで目的に合わせたプラン選びができること。

 

最安プランは月480円(税抜)から。インターネットだけを楽しみたい人向けのプランがあります。

 

また端末が故障した時や料金プランを変更したい時など、全国に200店舗以上あるイオンで対応してくれるので便利。

 

困ったことがあれば、すぐにサポートを受けられるインフラが整備されています。

 

イオンモバイルのオススメ端末は「arrows M04」

 

イオンモバイルは端末のラインナップも充実。スマホだけで常時30種類もの端末が提供されています。

 

その中でシニアにオススメの端末が、arrows M04(端末価格37,800円)

 

スマホ初心者でもわかりやすい「かんたんセット」で、画面のどのボタンを押せばよいかわかりやすい配置になっています。

 

さらにワンタッチで文字を見やすくできる「はっきり文字」、読みたい箇所を瞬時にズームできる「いつでもズーム」などシニアの方に便利な機能が充実しているのです。

 

迷惑電話対策機能により、知らない人からかかって来た電話をけん制できるので、安全性の面からも評価が高いですね。

 

 

 

各キャリアのシニア向けスマホ端末

料金面を重視していないのであれば、各キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が提供している「シニア向けスマホ端末」を利用してみるのもよいでしょう。

 

ある程度機能が制限されていますが、スマホをはじめて利用する方でもわかりやすい設計になっています。

 

らくらくスマートフォン(ドコモ)

 

4.5インチの片手でもちやすいサイズ。そしてボタンの感触を得られる、独自のタッチパネルを搭載しています。

 

また不明な点があれば、ボタンを押すことで「らくらくホンセンター」に通話。ドコモのスタッフがサポートします。

 

 

BASIO(au)

 

専用カードにかざすと、困ったことを簡単に診断してくれる機能を搭載。「スマホの健康診断アプリ」で、トラブルの原因を診断できます。

 

また「使いこなし動画」を端末で見ることができ、スマホ初心者でもひととおりの操作を覚えることが可能です。

 

 

シンプルスマホ(ソフトバンク)

 

初心者でも簡単に使えて、大画面(約5インチ)で見やすいのが特徴。

 

さらに「かんたんズーム機能」により、見たい所をすぐに拡大できます。

 

電池持ちは3日間と、長持ち。そして防水なので水に濡れても安心です。

 

4.まとめ

今までスマホの利用を躊躇していたシニアの方の中には、この記事を読んで「意外と簡単なのかも」と感じた人がいたかもしれません。

 

シニアのスマホ初心者向けの端末も進化しており、料金もケータイ電話より安いプランが出てきました。

 

そして何よりスマホは機能が充実しているため、毎日が格段に楽しく過ごせるようになるのです。

 

利用を検討している方は、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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