「やってみたい老後の夢」としてアンケートの上位によく来るのが、クルーズ旅行。近年はリーズナブルなツアーも増えてきました。
定年後にできた時間を使い、クルーズ船に乗ってのんびり贅沢な時間をすごしてみたいものですね。
このページではシニアの方々に向け、初心者でもわかるクルーズ旅行の楽しみ方について紹介します。
目次
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クルーズ旅行ならではの魅力として、以下5つの点が挙げられます。
船上では大海原を見渡しながらデッキチェアに寝転んで、カクテルグラスを傾ける…
そんな日常の雑事や喧噪から遮断された世界が、クルーズ旅行にはあります。
そして自分で移動しなくても、目的地が勝手にやって来るという感覚。
一生の思い出に残る贅沢な時間を過ごせます。
クルーズ旅行では移動中の船内でも、さまざまな楽しみ方があります。
朝は朝日を浴びながらのデッキウォーキング。夜はダンスパーティーと連日イベントが目白押し。
ゲームやコンサート、マジックなど飽きることは決してありません。
行きたかった有名スポットを1回の旅行でまとめて行けてしまうのが、クルーズ旅行の醍醐味。
ツアーにもよりますが、複数回分の観光旅行を一度に楽しめてしまうお得感があります。
「クルーズ旅行は高い」というイメージがあるかもしれませんが、「移動」「宿泊」「食事」「エンターテイメント」はすべて旅行代に含まれています。
船内ではお財布を気にする必要はないのです(ただしアルコールは別料金にしている所も多い)。
そのためクルーズ中に追加で大きな出費をすることはなく、意外とリーズナブルだったりします。
クルーズ旅行では、同じメンバーとずっと同行することになります。
そして船内は、イベントやアクティビティを通じた社交の場としての役割も。
たくさんの友人ができることでしょう。
クルーズ旅行を検討している方が疑問に感じる点を、まとめています。
「クルーズ旅行=高額」というイメージがあり、参加を躊躇している方もいるかもしれません。
まず基本的にクズール代には、宿泊代・食事代・ショー・講演・ゲームなどの船上娯楽費が含まれています。
これで1泊1万円代で乗れる船が、日本の周りにも増えてきました。実は他の旅と比べても、お得なくらいなのが現状です。
また日本発着のクルーズであれば、飛行機で海外まで飛んでいく必要がありません。金銭的負担もさらに減ります。
クルーズ旅行によって規定が異なるので、ツアー毎に確認する必要があります。
以下の3種類に大別され、夜のドレスコードが出るケースも。
3種類の船 | フォーマル・インフォーマル・カジュアル |
---|---|
2種類の船 | フォーマル・スマートカジュアル |
1種類の船 | 正装不要・連日エレガントカジュアルまたはスマートカジュアル |
最近世界的にクルーズの服装は軽くなる傾向にあります。
多くのクルーズ船には、横揺れを軽減するフィンスタビライザーという翼があります。また日本近海では、波の長さが150メートル位までが多いので、これ以上長い船は揺れにくいです。
よってはじめての船旅であっても「まったく酔わなかった」という方も多い。
それでも不安であれば、酔い止めの薬を飲んだり手首に酔い止めバンドを巻くなど、早めに予防する必要があります。
ほとんどのクルーズ船で、運営会社が用意したWi-Fiに接続してインターネットが利用できます。
ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどが使えるので便利ですね。また船内にはインターネットカフェがあり、設置されているパソコンも利用可能です。
衛星を介して回線に接続することで、場所や時間を選ばずにネットを利用できる環境となっています。
世界のほとんどのクルーズ船に、有料のランドリーサービスがあります。
専用のランドリーバッグに洗濯ものと、必要事項を書き込んだ伝票を入れてベッドの上に置いておけば部屋係が出してくれるのです。
また船によっては、洗濯機、乾燥機、アイロンが完備したセルフランドリーを用意している所も。
ストッキングなどの保護のために、洗濯ネットを持っておくと便利です。
クルーズ旅行では船内の過ごし方も楽しみのひとつ。毎日さまざまなイベントが開催されており、飽きることがありません。
実際にどのような船上プログラムがあるのかを紹介いたします。
歴史学者や海洋学者、科学者に小説家、スポーツ選手など各分野で活躍されている専門家による講演会がよく行われています。
中でも注目したいのが、クルーズで訪れる観光地をテーマにした講演。
観光地の歴史や文化などを事前に知ることで、現地での旅行がより有意義になります。
クルーズ船内の代表的なアクティビティといえば、ダンス教室。
有名なダンスプロやダンスチャンピオンが教師となり、誰でも楽しめるダンスを教えます。
初心者でもできる社交ダンスの他、プールデッキで開かれる気楽なダンス講座も。アップテンポな音楽に合わせて、お手本になるクルーを真似て踊ります。
ダンス以外にも、手芸や絵画、語学、囲碁、コントラクトブリッジなどの教室もあり、船旅を楽しみながら教養を磨くことが可能です。
クルーズ船内イベントの花形といえば、毎晩日替わりで開催されるさまざまなショー。一流のショーが無料で楽しめます。
船内ではさまざまな企画のパーティーが開催されています。
船長主催の歓迎パーティー・さよならパーティー、再乗船者クラブのパーティー、一人旅が集まるパーティーなど。
パーティーを通じて新しい友人ができる方も多いです。
日本のクルーズにはあまりありませんが、外国船では絵画オークションがよく行われます。
中にはオークション目当てで参加する人もいるほど。
オークションが開催されていたら、参加して雰囲気だけ楽しむという方法もありますよ。
参加するには、入札希望者は事前に登録して番号札をもらうのが一般的。
時間が来るとオークショニア(競売人)が登場して、絵画や芸術品を一品づつ競りにかけていきます。
日本の客船では、ブラックジャックやルーレットなどを楽しめますが、現金をかけるギャンブルは行われていません。
ビンゴ大会も開催されており、無料で参加が可能。見事ビンゴになるとさまざまな景品がもらえます。
一方外国船では実際に現金を賭け、カジノは運営会社の大きな収入源になっているほど。
スロットマシーンやルーレット、ブラックジャックなどのゲームに参加ができます。
ビンゴもお金を賭けられ、掛け金を払ってビンゴカードを購入。見事ビンゴになれば、配当金をキャッシュでもらえます。
外国船でカジノやビンゴに参加したいのであれば、あらかじめ損失額の上限を設定しておき、熱くなりすぎないようにしましょう。
船上に設置されているプールおよびプールサイドでも、さまざまなイベントが開催されています。天気のよい日は船上に出てみましょう。
・スプラッシュコンテスト…飛び込むスタイルと水しぶきの上がり具合を競う
・水中オリンピック…数々の種目で競う
他にも「胸毛コンテスト」「セクシーな足コンテスト」「男の中の男コンテスト」などなど、見ているだけで楽しめるイベントです。
パターゴルフコースがある船やピンポン、シャッフルボードなどシニアの方でも楽しめるスポーツが充実。
また多くの船にはスポーツジムがあり、トレーニングマシンを無料で使えます。
クルーズは「食の天国」といっても過言ではなく、一般的なクルーズ船内では、1日に7食ほど食べるチャンスがあると言われています。
船内にはメインダイニングと呼ばれる広いレストランが。他にも、ビュッフェ式レストランや軽食が食べられるグリル、カフェなども併設。
海を見ながら食事をするデッキランチも可能です。
お伝えしたように、食事のチャンスは1日7回。さまざまな味を楽しめます。
5:30〜6:30 | 早起きした方へのモーニングサービス |
---|---|
6:30〜10:00 | メインダイニングかビュッフェ食堂での朝食 |
10:30前後 | スープとスナックで午前中のおやつ |
11:30〜14:00 | メインダイニングかビュッフェ食堂での昼食 |
15:00〜16:30 | アフタヌーンティーで午後のおやつ |
18:00〜22:00 | メインダイニングでのディナー |
23:00〜24:00 | 夜食 |
この他24時間対応のルームサービスもあり、深夜でも食事を摂ることが可能です。
クルーズ船独自のマナーがあるため、事前に把握しておきましょう。
たとえばメインダイニングには、自由席と指定席の2種類があります。
自由席では、食事時間内であれば自由な席で自由にお食事が可能。フリーシーティングやオープンシーティングと呼ばれます。
一方指定席で2回制(早番と遅番)の場合、テーブルと時間は決まっています。
テーブルでどこに座るかは卓を囲むテーブルメイトと相談。最初に座った席で通すこともあれば、色々な人と話せるように変わっていくこともあります。
指定席では、最初に両隣の人に軽く挨拶し、自己紹介をするのがマナーです。
日本船や外国船のオールインクルーシブ制の場合、チップを払う必要はないので気楽です。
チップ制のある船では、1日約8〜12ドル(例:ウェイター3.5ドル・部屋係3.5ドル・アシスタントウェイター2.5ドル)のチップが必要になります。
以前はチップを現金で用意していましたが、最近は自動引き落としが増えました。会計明細にチップの額が記入されています。
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クルーズツアーと一口に言っても、ツアーの種類は実にさまざま。。その中で最適なツアーを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。
もちろん船内を楽しむことも大きな目的ですが、やはりメインは観光地巡り。
どの場所に行ってみたいかによって、候補のツアーが絞り込まれます。国内はもちろんのこと、今や世界中どこでもクルーズ旅行の対象です。
ハワイ | エーゲ海・アドリア海 | 地中海 | カリブ海・バハマ |
アジア(シンガポール・香港・ペナン等) | アラスカ | バルト海 | 北欧フィヨルド |
アメリカ西海岸・メキシコ | 南米(ブラジル) | オセアニア(豪州・NZ) | カナダ・ニューイングランド |
イギリス・英国 | 黒海(トルコ) | 中東・ドバイ | エジプト・アフリカ |
カナリア諸島 | ガラパゴス諸島 | キューバ | タヒチ |
南太平洋(ニューカレドニア・フィジー) | 南極 | 北極 | パナマ運河 |
リバークルーズ(欧州) | リバークルーズ(アジア・南米・アフリカ) | 大西洋横断 | 世界1周 |
日本1周 | 日本発着外国船/日本寄港 | 日本発着日本船 |
クルーズツアーには、クルーズのみのサービス提供に留まらずさまざまな形態があります。形態別で選ぶのもひとつの選択肢です。
航空券付きツアー | 現地出発・現地解散で、航空券がセットになったツアーです |
---|---|
添乗員同行ツアー | 添乗員が同行し、サポートを行ってくれる安心のツアーです |
オプショナルツアー | 本来のツアーにはないコースが楽しめるツアーです |
それぞれに特徴があるので、目的や嗜好に合わせてチョイスできます。
食事・言葉・考え方が日本のままにクルーズを楽しめます。
日本流のおもてなしがサービスの前提となっているため、安心感は抜群です。
国内クルーズに参加する場合は日本の客船に乗ることに。1泊から3泊のショートクルーズもあるため、休みの取れない人も乗りやすくなっています。
外国語が入って来るのは避けたいという人に。オススメです。
日本発着のクルーズは日本人の乗客を想定しているため、日本語を話せるスタッフや日本語のメニューなどが用意されています。
また日本寄港の外国客船には、日本人コーディネーターが乗船する可能性は高いです。
外国客船の醍醐味は、日本語の通じる国際社会であるという点。外国人客と同じ船に乗り、ともにイベントに参加することも多いので、本格的な海外旅行気分に浸ることが可能です。
さらに世界の海で活躍する高品質のクルーズ船に乗ると、優雅でお洒落な船旅を楽しめます。
ライフスタイルとは、クルーズの「格」のようなもの。大まかに以下4つの種類に分かれます。
1泊当たりの目安は、350ドル〜。極上のサービスと高級感のある料理を堪能します。
クルーは乗客一人ひとりの顔と名前を憶えるので、好みに合わせたサービスを受けられるのが特徴。船上講演の講師の質も高いです。
1泊当たりの目安は、400ドル〜。より小型でプライベートタイプ。客員もその分少なく、より濃密なサービスを受けられます。
船のサイズを活かして、小島などを訪れるユニークなコースも強みです。
1泊当たりの目安は、150ドル〜。中型〜大型船が多く、設備が充実しており、船上生活の選択肢も広いです。
優雅なアフタヌーンティーやパーティーがあるなど、エレガントな面とカジュアルな面を両立。そのためクルーズ中は、メリハリのある生活を送れます。
幅広い層に支持されているライフスタイルです。
1泊当たりの目安は、100ドル前後。大型から巨大客船が多くなっています。
とくに巨大客船の施設はバラエティ豊かであり、エンターテイメント溢れる生活を過ごすことが可能です。
一番手ごろな価格で、クルーズ旅行を楽しめます。
実際に参加した人からの口コミ・評判は大事な情報源です。
クルーズ予約サイトの中には、参加者のレビューを掲載している所もあるので、おおいに参考になります。
クルーズツアーを予約するのは、専用サイトから応募することになります。
オススメは、クルーズ旅行専門の「ベストワンクルーズ」。
日本最大級のラインナップ数である、15,000コースを取扱い。はじめての方でも、各コースについてわかりやすく解説しています。
さらによいのが、「参加体験談」の口コミが充実している点。「総合評価」「寄港地観光」「船内エンタメ」「客室・内装」「食事・ドリンク」「サービス・接客」の6項目を5段階評価で採点しています。
コースを選ぶ際に、とても役立ちますよ。
クルーズ旅行に参加する際の注意点をまとめています。
船内火災の危険を防ぐため、ドライヤーやアイロン、湯沸かし器など熱を発する機器の持ち込みは禁止されています。
また会社によってルールは異なりますが、アルコール類は船内での重要な売上要素になるため、持ち込み禁止対象としている所が多いです。
規約では寄港地に寄れなかった場合でも、旅費は戻らないことになっています。
寄れない理由としては、台風や波の影響などが挙げられますが、上級乗務員は乗船者の安全を第一に考えて判断するためです。
旅費のために寄港する判断を下し、それが大きな事故につながるリスクを排除する狙いもあるでしょう。
自然災害など、どうしてもコントロールできない事象は発生するものです。
クルーズ船には多くの人が乗船しています。そのためひとりの人が出港時間に遅れたからといって待ってはくれません。置いて行かれてしまいます。
船内新聞には最終乗船時刻と出港時刻が記されていますが、厳守しなければいけないのは、最終乗船時刻。
出港時刻は港を離れる時間であり、それまでに船内にいなければいけません。
クルーズ旅行でのもっとも大きなリスクといえるのが、航行中の水難事故。自然災害が起きることもあるので、絶対に遭わないとは断言できません。
そのためクルーズ船に乗った当日に、避難訓練が行われます。
避難訓練は、国際海洋法という法律で全員の参加が義務付けられており、出欠確認も必須。
非常に大事な訓練なので、スタッフの指示に従うようにしましょう。
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オススメのクルーズ船をピックアップ。まずは1泊のクルーズ料金1万円代が相場の国内クルーズ船を紹介します。
一年を通して日本に配船されるコスタネオロマンチカ。
夏は日本海を周遊する4〜7泊のクルーズ、冬は太平洋側の南国を巡る6〜10泊のクルーズを提供しています。
ヨーロッパ最大のクルーズ会社である、イタリアのコスタクルーズが所有・運営。1993年に就航し、2012年に150億円を投じた大改装が行われました。
イタリアらしい内装とフレンドリーなスタッフ、そして本場イタリアン料理を楽しめるのが特徴です。
三菱重工業長崎造船所によって建設され、日本で建造された客船としては最大級の規模を誇ります。
1337室のうち72%の960室は、いわゆるオーシャンビュー。
2004年に就航し、2014年に日本マーケットに大規模なリノベーションを実施。展望浴場や寿司バーなどが新設されました。
近年は毎年4〜12月前後までを、日本発着クルーズ用に活用しています。
香港のスタークルーズが運航。1999年の建造当時は、世界最大級の客船のひとつとして数えられていました。
東京ドームの約1.5倍の広さを誇る船内には、施設・グルメ・エンターテイメントが充実。
13階建てで935室を保有。さらに11種類の飲食施設をはじめ、シアター、プール、ジャグジー、ジム、ビューティーサロン、カラオケなどさまざまな施設を提供しています。
現在は7〜11月に日本発着のクルーズを提供中です。
1泊のクルーズ料金3〜5万円代が相場となっている、国内クルーズ船を紹介します。
日本郵船の子会社である郵船クルーズが所有・運航。お客ひとり当たりのスペースは、世界トップレベルとなっています。
元々はアメリカ・クリスタル・クルーズ社の「クリスタル・ハーモニー」として、三菱重工業長崎造船所で建造。1990年に竣工しました。
その後2006年1月に郵船クルーズが本船を買い取り。日本マーケット向けの改装を施したのち、デビューしています。
客室436室は、全室オーシャンビューで約半数はバルコニー付き。
和のおもてなしに定評があり、クルーズ専門誌による読者投票「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」第1位を1992年から連続受賞。
世界遺産の小笠原クルーズ・花火観賞等、初寄港など新しい船旅を企画実施しています。
日本クルーズ客船が運航。1998年に就航しています。
コンセプトとなっているのは、「フレンドシップ」。「洋上の我が家」として、心地よくて温かい雰囲気を届ける事を大切にしています。
日本籍では、飛鳥2に次ぐ大きなクルーズ客船であり、238室は全室オーシャンビュー。
関西発着も多く設定された多彩なコースが人気です。
ミドル、ショートクルーズが中心ですが、世界一周やオセアニアクルーズなどのロングクルーズも定期的に行っています。
商船三井客船が運航。1990年に三菱重工業神戸造船所で建造・竣工されました。
日本人の心を知り尽くした「丁寧」がコンセプト。季節を感じさせる美食や独自のコースに定評があります。
2010年に大改装を実施。
184の客室にはビスタスイート・デラックスベランダ等を設置し、スパ施設など公共スペースも拡充。寿司コーナー等も登場しています。
日本一周・小笠原・花火観賞など人気のツアーが数多く存在。
カジュアル客船にランク付けされる、外国のクルーズ船を紹介します。
ヨーロッパを根拠地とし活動するクルーズ会社、MSCクルーズが運航しています。
2012年5月にデビューし、名付け親はあの銀幕の大女優ソフィア・ローレン。乗客定員は4,345人となっています。
クルージングの黄金時代から受け継がれてきた豪華客船のエレガンスと優雅さを備えつつ、地球環境にやさしい省エネ輸送技術を融合。
1,600名収容可能なスタイリッシュなシアターや豪華な船上スパなど、充実した設備が売りとなっています。
大型船カリブ海では珍しい4か国を周遊する、「西カリブ海クルーズ」などが人気です。
NCL(ノルウェージャン・クルーズ・ライン)が運航。
2005年にドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工。その後2、3番船が2006年、4番船が2007年に建造されています。命名したのはトランプ大統領の奥さんである、メラニア・トランプ。
乗客定員数は、2,376名。
16ものダイニングオプションに、15軒のバーやナイトクラブ。さらにはエキサイティングなショーも開催し、楽しさあふれる船内が特徴です。
アラスカやアジア、オーストラリアへのクルーズが中心でしたが、2018年春に初の日本発着クルーズが予定されています。
お孫さんと一緒に楽しめるのが、ディズニークルーズ。ディズニードリームは、姉妹船のディズニーファンタジーと並んで、ディズニー・クルーズ・ラインが運航しているクルーズ客船です。
2010年12月にドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工。 客室は全部で1,250室あり、そのうちの1,100室がオーシャンビューとなっています。
船内は、ディズニーのイマジニアたちが最新のテクノロジーを駆使して建造。
船を1周するウォータースライダーや、探偵ゲームも楽しめるマジカルアート、上空に打ち上げられる花火などどの年代も楽しめるように工夫されています。
バハマ・カリブ海・地中海・アラスカを巡るツアーです。
プレミアム客船、ラグジュアリー客船クラスのクルーズ船を紹介します。
世界でもっとも有名な豪華客船といえるクイーンエリザベス。
175年の歴史と優雅なサービスを誇るイギリスの名門客船会社である、キュナード・ラインが運航しています。
キュナード・ラインは英国王室とのゆかりが深く、エリザベス女王をはじめ、ロイヤルファミリーが命名者です。
現在のクイーンエリザベスは、3代目。イタリアのフィンカンティエリ社のモンファルコーネ造船所で建造され、2010年に竣工されました。
デッキは12層で客室は全部で1029室。そのうちの838室は、オーシャンビューです。
ヨーロッパ方面のクルーズが中心ですが、日本発着のツアーも定期的に開催しています。
全室スイートの最高級小型客船。ラグジュアリー・クルーズの代名詞ともいえる、シルバーシー・クルーズが運航しています。
代金はアルコール代やチップを含むオール・インクルーシブ制となっているのが特徴。
また食事は、オープン・シーティング制を導入。レストランのオープン時間であれば、好きな時間に好きなテーブルで食べることができます。
乗客定員382名と小型ですが、施設は充実。
ショーラウンジやパノラマラウンジなどのレジャー施設に加え、スパやフィットネスセンターも併設。
部屋の寝具は、欧州各国の王室ご用達ブランドであるイタリアのプラテージ製となっています。
アメリカのマイアミに本社を置くセレブリティ・クルーズが運航。2008年10月、ドイツのマイヤー・ヴェルフトで竣工されました。
命名者は、海洋学者のシャロン・スミス。
その後2番船が2009年、3番船が2010年、4番船が2011年、5番船が2012年に建造されています。
客室数は1,426室で、90%の1,286室がオーシャンビュー。
大型客船のため設備は充実。図書館やスカイラウンジ、美容室にプールなど、クルーズ中はゆったりと過ごすことができます。
クルーズ旅行は日常から離れ、贅沢な時間を過ごすことができます。四方が海に囲まれているため、日常の雑事から解放されるのです。
「クルーズ=高い」というイメージがあるかもしれませんが、最近はリーズナブルなツアーもだいぶ増えてきました。
リーズナブルなツアーの客船は大型客船が多く、設備も充実。船内で飽きることはありません。もちろん豪華なツアーも、価格に見合う贅沢さが。
シニアの方の中には、毎年のクルーズ旅行を生きがいに過ごしている方もいらっしゃいます。
一生の思い出になるので、一度参加してみてはいかがでしょうか?
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